京都市にある「安井金比羅宮」は、縁切りにご利益のある神社で有名です。安井金比羅宮の読み方は、「やすいこんぴらぐう」といい、観光名所の祇園周辺にあります。
住所では、東山区下弁天町に位置しており、清水寺や八坂神社が近いため、多くの参拝者や観光客が訪れる神社です。一方で、安井金比羅宮は「行ってはいけない怖いスポット」だと言われることがあります。
なぜ、安井金比羅宮には行ってはいけないのか。その理由や安井金比羅宮の特徴を紹介します。京都の安井金比羅宮のご祭神や口コミ情報も合わせて参考にしてみてください。
※本コンテンツ内で紹介するサービスの一部または全部に広告が含まれています(PR)
安井金比羅宮は「縁切り」と「縁結び」のご利益で有名な神社!
安井金比羅宮は、京都の東山にあります。東山は、清水寺、八坂神社などがある円山公園、その麓に建仁寺、高台寺、智積院や、有名なお寺や京都国立博物館があります。この周辺は京都一の観光メッカといえる場所です。
安井金比羅宮は京都駅や祇園、大宮の東に位置し立地もとても便利です。さらにその周辺には抹茶パフェで有名な都路里など和スイーツスポットも多く、お土産屋さんもある京都の人気エリアです。
そんな「安井金比羅宮」ですが、縁結びと縁切りのご利益で有名な神社とされているため、様々な思いを持った人が訪れる場所でもあります。
そして、安井金比羅宮は「行ってはいけない怖いスポット」だという情報があります。
安井金比羅宮がそのようにいわれる理由はなぜなのか。順番にみていきましょう。
縁切り効果で別れたカップルも少なくない
安井金比羅宮は、「怖いくらい縁切りの効果がある」という口コミがあります。もし、縁切りが叶えば悪縁だったのでしょう、祈願後に分かれるカップルも少なくはないそうです。
そのため、縁切りの効果が強力すぎるのではという口コミもみられました。また、安井金比羅宮は、婚約者や彼氏がいたが、別れてしまったという口コミも見かけることがあり、本当に効果があるようです。
そのように、縁切りの効果が本当に現れるということや、良縁判定が出てしまうため、白黒ハッキリしすぎて怖いという人もいるようです。
逆にいえば、本当に良いカップルであることを判断するには良いはず!
縁切り・縁結びの碑の見た目が怖い
安井金比羅宮には、縁切り祈願する際に形代というお札に祈願内容を書いて縁切り縁結びの碑に張り付けるという儀式のようなことをします。
その形代は他の人の形代の上にも重なるようにびっしりと貼られていて、碑の地肌がほぼ見えなくなっています。まるで碑の怪物のようにお札の固まりになっている姿は少し不気味でもあります。
縁切り・縁結び碑には参拝方法があるそうです。
■参拝方法
①御本殿に参拝
まずは、本殿に参拝しましょう。
②形代に願い事を書く
形代(身代わりのおふだ)に願い事を書きます。
③碑をくぐる
円の表から裏に(縁切り)くぐります。
さらに裏から表へと、心に祈りを込めてくぐります。
④形代を貼る
くぐり抜けた後に、神札を石面に貼りましょう。
この手順を踏めば、縁切り・縁結びのご利益があるとされています。
また、安井金比羅宮の形代を貼る碑というのが、人が入れるだけの穴が貫通しており、その穴は神様である崇徳天皇が依る場所でパワースポットという言い伝えもあります。
参拝方法は覚えておくとよいでしょう。
参考:安井金比羅宮公式HP
安井金比羅宮に行ってはいけない噂がある理由は?
安井金比羅宮は、不遇の死を遂げた崇徳天皇を祀っている神宮です。そのため、安井金比羅宮には、行ってはいけないと言われることもあります。
なぜ崇徳天皇がご祭神の安井金比羅宮に行ってはいけないのか、なぜ京都の安井金比羅宮が怖い場所になるのかは、主に下記の理由があげられます。
崇徳天皇の歴史背景
安井金比羅宮は、ご祭神が崇徳天皇です。崇徳天皇は鳥羽上皇の子どもですが、異母兄弟に噂をたてられて父親の上皇に嫌われたようです。そこで反乱を起こしますが、敗れて島流しになってしまいます。その際、愛妻との別れまでありました。
讃岐での生活は豪族の世話を受けながら仏教や武芸に励む日々だったといいます。崇徳天皇とその豪族の娘との間に子どもが生まれ、和歌を詠んで朝廷に献上したりしようとしましたが、朝廷からは跳ね返されてひどく憔悴してしまったそうです。
形代の願いが怖いものがある
高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石には、身代わりのおふだといわれる形代(かたしろ)がびっしりと貼られています。
石碑に貼られている形代には時折、ゾッとするものを見かけるかもしれません。
「早く夫と離婚できますように」
「隣の〇〇の縁が今後一切なくなりますように」
「〇〇先輩と縁が切れますように」
など、リアルで想像できそうな願い事を見かけることもあるため、怖いとされます。
▼ここから、境内の様子を写真で振り返ります。
安井金比羅宮の境内の様子
末社の安井天満宮です。
右側に金運御利益があるとされる末社があります。
境内の北側にある久志塚(くしづか)は、女性の美髪や美容、美顔にご利益があるとされています。
左から囁社、人丸社、秋葉社と末社が並んでいます。
安井金比羅宮は怖い神社と思う人もいるかもしれませんが、実際の昼の境内は観光客で賑わっていて怖いスポットという雰囲気はまったくありません。
しかし、夜の安井金比羅宮は雰囲気がガラッと変わります。
▼下記の一枚の写真をご覧ください。
深夜に近くに寄った際に、スマホで写真を撮った一枚です。
写真を撮ったときは、確かにハッキリ写っていたはずですが、後で写真を見返したら心霊写真のような歪みがみられました。
きっとたまたまなはず。ぜひ、気になる人は足を運んでみてください。
安井金比羅宮の基本情報
京都の安井金比羅宮は「行ってはいけない怖いスポット」だと言われている理由には、ご祭神や縁切り縁結びの碑、絵馬などの祈願に関するものがありました。
しかし、縁切り祈願の効果があるという口コミも多いようです。他人の不幸は願わないよう注意して、ぜひ、祈願に訪れてみてください。
【神社】 | 安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう) |
---|---|
【主祭神】 | 崇徳天皇(すとくてんのう) |
【営業時間】 | 参拝は24時間可能 授与所の受付時間は9:00~17:30まで |
【電話番号】 | 075-561-5127 |
【定休日】 | 絵馬館のみ月曜(祝日の場合は翌日)、年末 |
【駐車場】 | 自家用車6台無料 |
【住所】 | 京都府京都市東山区下弁天町70(MAP) |
【アクセス】 | ●電車でのアクセス ・京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分 ・阪急京都線「河原町」駅から徒歩15分 ●バスでのアクセス 市バス206系統北大路バスターミナル行、「東山安井」下車、南へ徒歩1分。 ●車でのアクセス 名神高速「京都東IC」から五条通、東大路通を経て約20分。 |