トラベルクエスト|さあ、大いなる旅行を楽しみましょう!

危険な地名は?地名に使われているとヤバイ漢字一覧まとめ!

地名には「先人の教え」が隠されています。災害大国といわれる日本において、今こそ「先人の教え」をもとに地名の意味を知ることが大切です。

例えば「龍」「蛇」などのように、実際に災害が多く発生する土地にはこれらの漢字が使われることが多く、地名に入っていることもしばしばです。

この記事では、引越しや移住の際に、「住んでは行けない地名はどこなのか?」危険な土地を避けるために「地名に入っていたらヤバイ漢字一覧」を、わかりやすくまとめています。

気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。


※本コンテンツ内で紹介するサービスの一部または全部に広告が含まれています(PR)


地名に入っていたらヤバイ漢字一覧

「かっこいい・おしゃれ・良い印象の漢字」の地名は土地の改名がなされている可能性が非常に高いです。

あかさたなはまやらわ順にみていきます。

▼あ行

■「鮎」の地名
揺く(あゆく)という語源から来ている通り、もともとは「揺れる意味がある」言葉から派生した字と言われ、地震などの災害が危惧される地名です。

■「犬」の地名
「犬」の漢字がつく地名は、犬は土がなくなったという意味の「土が居ぬ」という響きがあり、川の上流の地域に多く存在した地域に名づけられた地名。そのため水害などが心配されます。

■「牛」の地名
読みである「ウシ」は、昔「憂し」という意味を持ち、不安定な土地などに名付けられました。地すべり、洪水などの災害には気をつけましょう。

■「梅」の地名
「埋める」という意味からついた地名の可能性があります。大阪の梅田では人骨が大量に発見されたことがあり、埋めた土地ということがわかっています。旧地名が、「埋田」で改名されて梅田になっています。

関連記事:梅田墓の大量人骨の発見場所は?その後はどうなったのか調べてみた!【大阪】

■「女」の地名
男浪と書いて「おな」と読んだ地名で、津波を表す字。過去に津波の災害があった地域によく使われている地名。例えば、宮城県の女川町などは実際に震災で8割以上の場所が水害を受けています。

■「鬼」の地名
鬼という字は「隠」という字が由来するといわれ、隠れる場所であった古墳には鬼の字がよく使われているそうです。また、鬼が怒ったなどの意味でつけられる地名があるそうです。鬼怒川などの地名は有名で、大災害が実際に起こっています。


▼か行

■「柿」の地名
柿は、「欠ける」から派生した地名。自然崩落、土砂災害などには注意が必要。

■「が丘」の地名
災害に関わっていた歴史がある場所につきやすい地名。「崩壊地形」や「浸食地形」など。

■「亀」の地名
水が土や岩をえぐる意味の嚙マ(カマ)に由来する。新潟中越地震では長岡市の虫亀が大きな被害を受け、同じく新潟市の亀田では過去に浸水被害が多数ありました。東日本大震災の被災地にはたくさんの「カマ」が付く地名があったことは記憶に新しいところ。

■「栗」の地名
読みである「クリ」は、昔「えぐる」という意味を持つとされます。また、クル、クレ、クロなどの似た読みを持つ地名は、土地の崩壊などに気をつけなければなりません。

▼さ行

■「桜」の地名
桜の地名は「裂ける」という意味があるとされます。良いイメージがある桜の地名ですが、地割れや土砂災害が起こりそうな地域を示しています。

■「猿」の地名
読みである「サル」は、昔「ズレル」という意味を持ち、滑った土地の溜まり場、地すべり地だった場合があります。


▼た行

■「谷」の地名
水が溜まっている場所。水の流れが悪い場所。過去に土砂災害が起こった可能性がある地名とされます。

■「台」の地名
災害に関わっていた歴史がある場所につきやすい地名。「崩壊地形」や「浸食地形」など。

関連記事:麻布台ヒルズはヤバイ?麻布台の歴史や過去について旧地名「我善坊谷」から読み解く!

■「鶴」の地名
水流と書いて鶴と読むため、「鶴」が地名につく場所は、鶴は水害に弱い地域の可能性があるといわれます。実際に川の氾濫がおこった地域があり、水害リスクが危惧されます。

■「椿」の地名
椿の地名は、「つばける」が由来しているため、桜と同様に、地割れや土砂災害が起こりそうな地域を示しています。

■「塚」の地名
塚の字には、お墓という意味も含まれており、昔は墓地だった可能性が高い地名です。処刑場があった場所でも使われていることもあります。笹塚では実際に極悪人の処刑場があった歴史があります。


▼は行

■「葉」の地名
森林や農地に手を加えた土地の可能性があります。

■「萩」の地名
萩は、「剥ぎ取られる」という意味があるそうです。自然崩落、土砂災害などに注意した方がよいといわれます。

■「蛇」の地名
土砂崩れなどが起こりやすい地名。大規模な土砂災害に警戒した方がよい。


▼ま行

■「緑」の地名
緑が地名につく土地は、森林などを伐採し、手を加えて住宅地とした可能性があります。つまり、地滑り、土砂災害が起こりそうな地域を示しています。


▼ら行

■「竜」の地名
土砂崩れなどが起こりやすい地名。大規模な土砂災害に警戒した方がよい。

■「龍」の地名
土砂崩れなどが起こりやすい地名。大規模な土砂災害に警戒した方がよい。多くの災害が実際に起こっていることから、住むには向いてない土地といえます。

地名につく漢字を理解することが身の安全に繋がる!

地名には「動物の名前」や「果物の名前」などユニークなものがあります。しかし大事なのは、使われる漢字そのものよりも、「読み方」に本来の意味が隠されている場合が多いことがわかります。


「埋めた=梅田」「柿=欠ける」など一般的に読んでもわからないように、隠された地名の意味を理解しなければなりません。多くの場合、その地名の由来などを細かく調べてみないとわかりません。きっと、なにかしらの理由があってその地名になっているはずです。

地名につく漢字のルーツを読み解ければ、地震などの災害から身を守る対策にも繋がります。

東日本大震災では、地名に使われている漢字で危険と地域が多くの被害を受けた事実より、都市伝説ではなく「先人の教え」が隠されていたのがわかりました。

ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:東京の住んではいけない地域と地名を解説!その理由は?