トラベルクエスト|さあ、大いなる旅行を楽しみましょう!

東福寺のアクセス方法は?紅葉の季節までに予習しておきたい東福寺の見どころをご紹介!

紅葉の名所「東福寺」は京都五山の第四位の禅寺で観光スポットとして人気があります。京都駅からのアクセスはJR奈良線を使えば、一駅で気軽に足を運べます。そのため、外国人観光客も多く訪れる広大な寺域がある観光スポットです。この記事では、紅葉の時期までに知っておきたい東福寺の「見どころ」と「アクセス情報」を解説致します。


※本コンテンツ内で紹介するサービスの一部または全部に広告が含まれています(PR)


東福寺への行き方

東福寺はどのようなアクセス方法がありますか?

東福寺への行き方には、電車やバス、車などが考えられます。京都駅からのアクセス・河原町方面からのアクセスによって、は複数経路がありますが、主な交通手段である電車の場合は、京都駅からは「JR奈良線」を利用し、祇園四条駅からは「京阪本線」を利用します。「東福寺駅」下車し、徒歩で東福寺までアクセスするのが最も多くの観光客が利用する行き方といえます。

①京都駅(JR奈良線)
②祇園四条駅(京阪本線)

①JR奈良線

京都駅⇄東福寺駅の電車賃150円。

京都駅からJR奈良線の「東福寺駅」までは、約3分の所用時間です。

JR奈良線ではわずか一駅です。稲荷駅の一駅前のため、詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:伏見稲荷大社への行き方は?京都駅から稲荷駅(JR奈良線)でのアクセス方法が早い!

②京阪本線

祇園四条駅からは「東福寺駅」までは、約5分の所用時間です。

▼大阪方面2番線に乗ります。

3駅で着きます。清水五条→七条→東福寺の順です。

祇園四条駅からはJR東福寺駅までの電車運賃は170円。

JR東福寺駅から東福寺までは徒歩で約10分程度で到着できます。

もう一つ先の鳥羽街道駅で下車した場合には、東福寺までの歩く距離は少しだけ短縮可能。鳥羽街道駅までの電車運賃は220円です。

東福寺とは

東福寺は寺域が20万平方メートルもの大寺院で、伽藍面と称されるほど、大きな伽藍が特徴的です。伽藍とは、寺の建物の総称のことで、寺院の僧侶が修行する清浄な場所のことをいいます。

延応元年(1239)に摂政の九条道家が都最大の寺を造るため、奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつ取って「東福寺」と名付け建立されました。

東福寺の案内|境内図

東福寺は非常に広いため、境内の案内図は欠かせません。

公式サイトには、下図があります。

東福寺公式サイト

初見の人は案内図を見ただけではわかりにくいでしょう。また、東福寺は写真撮影NGな場所や、拝観料がかかるため、公式サイトの写真を交え見どころをみていきます。

東福寺の見どころ

東福寺の主な見どころをご紹介。拝観料が発生する箇所も点在しています。

・三門(国宝)
・本坊(東福寺本坊庭園)
・本堂(仏殿兼法堂)
・通天橋(東福寺三名橋)
・五社大明神
・龍吟庵

三門(国宝)

国宝に指定されている三門。現在の門は1405年頃に再建されたもので日本最古にして最大級の大きさを誇ります。二階建ての構造で、5つの柱と3つの入り口がある五間三戸(ごけんさんこ)という造りが特徴的です。

●三門の拝観料600円

東福寺本坊庭園

国指定名称に登録される「東福寺本坊庭園」で有名な本坊(方丈)。禅宗寺院における僧侶の住居や応接間の役割があった場所です。2014年に国指定名勝「本坊庭園」となり、方丈の四周に北庭・南庭・西庭・東庭の四つの庭が配され「八相の庭」と称されます。「八相の庭」の由来は、四庭に配された8つのモチーフが八相成道にちなんで命名されているそうです。

●東福寺本坊庭園の拝観料500円

本堂(仏殿兼法堂)

三門の北に建つ「仏殿兼法堂」。過去には、高さ15メートルある釈迦如来像が祀られていましたが、明治の火災で仏殿も仏像も焼失。昭和9年(1934)に再建されました。本堂の天井に描かれた蒼龍図や釈迦如来立像が有名です。

通天橋(つうてんきょう)

「東福寺三名橋」と呼ばれる3つの橋(偃月橋、通天橋、臥雲橋)の一つである通天橋は紅葉の名所として有名です。紅葉シーズンの11月下旬以降からは、大変多くの観光客で賑わいます。現在の通天橋は1961年に再建され、観光雑誌の写真などでもたびたび紹介される洗玉澗の渓谷を眺められる観光名所です。

●通天橋の拝観料600円(秋季は1000円)

東福寺 五社大明神

東福寺の鎮守社として石清水八幡、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社を祀る。五社は伏見稲荷大社の五柱の祭神(田中大神、佐田彦大神、宇迦之御魂大神、大宮能売大神、四大神)を表すそうです。

龍吟庵(りょうぎんあん)

龍吟庵には3つの有名な庭があります。
・南側「無の庭」と言われる白砂の庭
・西側「龍の庭」と呼ばれる白砂と黒砂の庭
・東側「不離の庭」と呼ばれる鞍馬の赤石が敷かれている庭

龍吟庵の見ごろは11月下旬~12月上旬で、拝観料は少し高いですが、ガーデニングが趣味な人や年配の人には大変人気なスポットです。

●拝観料: 大人1,000円 小中学生 300円

ここまで見どころをご紹介致しました。

東福寺の基本情報|紅葉の見ごろ時期は11月中旬〜

京都の紅葉名所としても有名な「東福寺」。東福寺の紅葉の見ごろ時期は、11月中旬頃から12月上旬頃までといわれます。この時期は、毎年多くの観光客で賑わい大変混雑します。

そのため、季節によって拝観時間や駐車場の情報が変わりますので、注意が必要です。

詳細は「東福寺 拝観案内」をご覧ください。

【お寺】臨済宗大本山 東福寺(とうふくじ)
【電話番号】075-561-0087
【拝観時間】9:00~16:30(受付16:00まで)
【拝観料】本坊庭園500円、通天橋600円、
本坊・通天橋共通1,000円
【駐車場】普通車30台(無料)
※紅葉の期間は駐車場が閉鎖されます。
【住所】京都府京都市東山区本町十五丁目778(MAP
【アクセス】JR東福寺駅より徒歩約10分|東福寺バス停より徒歩約4分